覚えられない

 恥ずかしい話だが、いつになっても覚えられない言葉がある。その都度辞書を引くので無駄が多く困っている。
 以下三位から。

3位:敷衍【ふえん】
 1:おしひろげること。展開すること。
 2:意義・意味をおしひろめて説明すること。また、わかりやすく詳しく説明すること。

2位:蓋然性【がいぜんせい】
 事象が実現されるか否か、またはその知識の確実性の度合。確からしさ。数学的に定式化されたものを確率と呼ぶ。プロバビリティー〔probability〕。

 →蓋然
  ある程度確実であること。
  対:必然

1位:けだし【蓋し】 (副)
 1:思うに。確かに。おそらく。たぶん。
 2:ひょっとして。もしかして。もしや。

 この順で、辞書を引く頻度が高い。この他にも「汪洋(おうよう)」、「呻吟(しんぎん)」など探していけば、一枚や二枚*1簡単に埋まってしまうのではないかと思う。
 それは未知の言葉ではなく、既知の言葉でありながら覚えてないのである。
 脳髄の怠惰か、意志の薄弱か。
 どちらにしても、己の愚鈍ぶりに慄然とする時がある。
 使用頻度は関係ないし、ここで必要なのは無知の自覚ではない。問題は、いま自分の中にある言葉を、ただしく取り出して使えるかどうかということだ。


 疲労の所為か、必要な文章も書かずにこんな繰り言を漏らしている。

 

*1:原稿用紙

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