この他、カレル・チャペック『ロボットという言葉はどのように生まれたか』、手塚治虫『火の鳥復活編AD3009』、矢野徹『フレンドシップ2』、古田足日『アンドロイド・アキコ』、星新一『宿命』、ジェリー・パーネル『未来世界の構築』からなる。
どれもいわゆるロボット物として、一本しっかりとした筋が通っていてそれでいて物語として完成度が高かった。
『火の鳥復活編AD3009』は漫画。
最初の『ロボットという言葉はどのように生まれたか』は対話編、最後の『未来世界の構築』は、いわゆる評論だが、後者は色々と興味深いところが多かった。
特に
もし「リアルな」SFが常に要求している物が天才的なひらめきでないとすれば、それに必要なのは、細部への細心の注意であり、科学と人間の行動との両方に適度に精通することであり、加うるに大量の額の汗である。
には目を見張った。まさに。まさに。まさに!