S-37(Su-47ビェールクト)製作記その一


レベル製S-37(Su-47ビェールクト)買いました。
マニュアルが英語だけど、図説がかなり丁寧なので問題なし。
ベルクトの呼び名の方が通りがいいこの機隊ですが、より原語(ロシア語)に近い発音へ転写すると「ビェールクト」になるそうです。

それはさておき、まずプランを練ります。
航空機模型を作るとき、最初に決めなければならないのが、着陸時の状態で作るか、飛行時の状態で作るかです。ぶっちゃけて言うとギア(車輪)を出すか出さないかの選択ですね。
自分は飛行機はやっぱり飛んでいる姿が良いので、飛行時の状態で製作することに決定。
飾る台座はなにかしらで容易に作れるのでそこは問題なし。
ということで、製作に入ります。


エアインテーク(空気取り入れ口)が別バーツ化されていたので、本体への接合は最後にすることにして、そこだけ作ってしまいます。しかも具合の良いことに、ファンがちゃんと再現されている上、別パーツだったのでファンだけガンダムマーカーのメッキシルバーで塗装。インテークを塗装後合体させる方針で。


コックピットを先に塗装しないと、本体製作に入れないので、上下に分かれた本体パーツの下側のギア収納部に蓋をします。接着剤が乾いたら紙ヤスリの600番で粗削りしたのち、1200番で軽く仕上げ。白っぽくなってしまいますが、どうせあとで塗装黒く塗るので気にしない気にしない。
ここまでの作業で、キットはこんな状態になります。


そして航空機模型最大の難関、キャノピー塗装に入ります。細かいの上に長が三つくらい並ぶほどのマスキング地獄。今月号の『ホビージャパン』にも「非常に神経を使うので、一日に少しずつ進めていきましょう」とあったアドバイスに従って、塗る場所を限定して逐一マスキングする方向で進めます。

前部を塗装するためにそれ以外全てをマスキングします。裏側も忘れずに。あとは下側と後方と、中央が二箇所。これだけで最低三日はかかります。平行してコックピットも作っていますが、ひとまずは牛歩状態。


ところで、ガンダムマーカーはかなり使えます。基本的に何にでも塗れますし、塗料の定着も良いです。ただ広範囲を塗るとムラが出やすいという点と、サーフェイサー(下地剤)との相性が悪いのが玉に瑕ですが。

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Hobby JAPAN (ホビージャパン) 2008年 11月号 [雑誌]

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ちなみに今月号の『ホビージャパン』はマクロスFのVF−25特集。さらに『スカイ・クロラ』の散香、スカイリィの作例も出ています。航空機模型製作には非常に参考になる記事だったので、果てしなく久しぶりに買いました。