痛みではじまる新年度

 3月末のこと。背中に腫れ物ができました。寝ているとなにやら背中が痛いので携帯電話で写真を撮ってみたところ……。

 ……バイド(R-TYPE)だ。

 ひと目でそれとわかるほど、悪性の脂が肌をぷっくりと押し上げていました。痛みはそれほど酷くなかったので、スケジュールとの兼ね合いからちょっと悩んだ場面もあったのですが、即日皮膚科に行きました。

「あー、これは切って出しちゃわないとダメだねえ(老練)」

 消毒→切開→悪血の押し出し(手でぎゅうぎゅう絞り出される)→消毒→血止めのガーゼを挿入される(これが物凄く痛い)→傷口をガーゼで塞ぐ。

 痛いのは三番目と五番目なのですが、我慢できるけれど体が反応してしまうのは前者で、体は押さえつけられるけれど我慢しがたいほど痛いのは後者でした。もう恥も外聞も無く「痛い痛い」言いました。
 そして「痛い痛い」言いながら「この痛みをどうにか、描写できないものか」とつい本音を漏らしてしまい笑われました。
 アホです。

 この後、数日間お風呂に入れなかった(シャワーすら浴びられなかった)のが、非常に辛かったです。
 もっともこれは「夏じゃなくて良かった」と思うべきでしょう。
 痛かったのは傷もそうなのですが、通院生活が続いたので治療費と治療最優先で組み直したスケジュールのため、それまでの目論見が吹っ飛んだことがいちばん痛かったですね。
 文字通り痛みではじまる新年度です。

 とかいったわけで、予定をいくつか見送ったり断念したりして、入浴許可が出てしばらく様子見となり、「傷も癒えてきたかな? どうかな?」というところです。
 それがいま現在の話なので、「M3行けるかなあ。あ、その前に床屋と医者に行かなきゃ」とカレンダーを見上げています。
 ……麦酒夜宴は諦めました。ちくせう。