- 作者: ジェラルド M.エーデルマン,冬樹純子,豊嶋良一,小山毅,高畑圭輔
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本
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意識はどこからどの様に発生するのか、について。科学的かつ論理的に書いた本。この手の専門書では抜群に読みやすい良書です。用語解説や訳注も丁寧なのですが、できれば先に『論理哲学論考』を読むことをお薦めします。
奇跡的に地元の図書館が所蔵していました。
最近の公共図書館はこんな枕詞が必要なのは、例えばこの分野ではベストセラーの『脳は眠らない』は一冊も持ってなかったり、『夢を見る脳』は置いてないのに『意識は傍観者である』は所蔵していたり、となんとも中途半端な有り様だからです。
ここの得意分野は民俗学だとは前々からわかっているのですが、「あれがなくてこれがない」感をひさしぶりに味わいました。というか、採光的な意味で明るい図書館って居心地が悪いので、改装されてから利用することが極端に減ったこともあるんですけどね。