N区の個展に行ってきました。別の用件があったため、一時間ちょいで離脱しましたが、もっと長居したかったですね。他の日で彼岸の予定が入っていたこともあったのですが、天候が落ち着いた日に行けたので、まあ良かったのではないかと思います。
燈さんともようやくお会いする事ができました(‥/
うっかりデジカメを持っていくのを忘れてしまい携帯電話で撮るしかなかったのですが、撮影サイズが小さかったですね。
ついでに、撮影者の腕前もたかが知れています。
最初に白状しておくと、N区の中にスバル360のミニカーを紛れ込ませたのは私です。
鳥居の前に配置したり、シアターの前に配置したりして燈さんと遊んでいたら、今後も使えるんじゃないかこれ? と思ったので進呈してきました。
以前、Twitter経由でおおよそのサイズを訊いておいたので、縮尺は1/64くらいだと考えていたのですが、ジャストフィットしました。
この位置がいちばん違和感がないですね。
N区のデザイン上、もっと角張った車の方が似合うかと思っていたのですが、意外にもてんとうむし*1ははまりました。
全長が短く車高がそこそこある車なら、迷いこんだ感じと溶け込む感じの両方を出せると思います。
個人的なイチオシは、スズキクーペフロンテ(持っていけば良かった)、初代セルボです。
色々なアングルからN区を眺めて来ましたが、最上部が結構高いので、オペラグラスがあると深遠を覗き込めたかもしれません。
鳥居の奥は、闇でした。
あれは結界ですね。異界に通じてますね。
最後に写真としては面白味に欠けますが全景は、こんな感じです。
なお、縮尺は統一されておらず、大きめと小さめの物件があります。小さめの方が1/64
で大きめの方が1/43ないし1/48くらいだと思います。1/35だとオーバーサイズではないかな、というのが私の所見です。
つまりですね。
この縮尺が頭に入っていれば、段ボール製作はできなくともこの背景とマッチするスケールモデルを作れば、もっと面白い画が取れると思うのです。
これから段ボールで模型を作ろうと思っている方/既に作っている方には、大きさを把握すると参考になるかも。
個人的な経験からして、縮尺を考えずに模型を作ると後から大変な事になります。燈さんは深く考えずに増築していると言っていましたが、それができるのは大きさを把握できる感覚を持っているからだと思います。
そして、そういう感覚はだれもが持っているものではないです。私は子供の頃から各種模型を作ったり、ミニカーを集めていたので、ある程度は想像できます。
ある程度は想像できますが、完全自作(フルスクラッチ)する場合は、最初にスケールを決めておかないと悪い意味でカオスな事になります。
話は逸れましたが、ミニフィギュアとか持ってきて記念撮影するのも良いですね。
ではここで、N区が気に入ったという方にお勧めの作品を幾つか紹介します。
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時代で言えば1970年代の東京といった様相を呈しているが…
それにしても無茶苦茶なパースペクティブを描いている。
まるで夢にでも出てきそうな町並みであった…。
CD『福神町綺譚音曲集 音福』では燈さんが「ねりみ哀歌」を歌っています。
幼虫社ファンも必聴の一枚です。
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なので、入門としては『パラダイスバード』の方がいいかも。
あ、竹本泉作品が好きなひとなら『楽園通信社奇談』から言っても大丈夫かも知れず。
おや、佐藤明機「超」初期作品集『リプライズ』が十月発売? なんの躊躇もなく予約っと。
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あと、音楽についてはmuzieに公開されている曲以外では、幼虫社の曲、それからライアーソフトの『Forest』の曲が恋しくなります。
ぶっちゃけ、椎名治美さんの曲です。
11年前の作品ですが、Win7以降でもできるのかしらん?
ところで、いま自分の本棚を曝した気分になっています。
ちなみに、今月頭の麦酒夜宴に行くつもりで予定に組み込んでおいたのに、行けなくなった苦い経験をしたばかりだったので、行けるときに行って正解でした。
案の定、実質今夜と明日しか動けない状態になってやんの。
Do you remenber the twenty-first night of September ?
Earth Wind&Fire「Septenber」